いつも粕谷園をご利用いただき、誠にありがとうございます。 今回は、その名の通り「香り」の良さでファンを増やしているのが、三重県生まれの品種「かおり野」です!「あまりん」のような濃厚な甘さとはまた違う、爽やかで上品な味わい。今回は、そんな癒やしのいちご「かおり野」の魅力について詳しくご紹介します。
🍓「かおり野」ってどんないちご?
「かおり野」は、三重県が約20年もの歳月をかけて開発し、2010年に登録された品種です。 その最大の特徴は、名前に「かおり」と付くことからも分かる通り、非常に優れた「香り」を持っていること。「上品な香り」を楽しみながら味わってほしいという想いから名付けられました。
酸味が少なくさっぱりとした甘さで、小さなお子様からご年配の方まで幅広く愛されている品種です。
1. 心地よい「リナロール」の香り
「かおり野」の香りの秘密は、「リナロール」という香気成分を多く含んでいること。これはフローラルでフレッシュな甘い香り成分で、食べた瞬間に鼻に抜ける華やかな風味が楽しめます。いちごの甘味とこの香りが合わさることで、より風味豊かに感じられます。
2. 酸味が少なく、際立つ甘さ
糖度が高いだけでなく、酸味が非常に穏やかなのも大きな特徴です。酸っぱいのが苦手な方でもパクパク食べられる優しい甘さがあり、後味もすっきりとしています。「何個でも食べられる」と言われることが多い、飽きのこない美味しさです。
3. 鮮やかなオレンジレッドと白の果肉
見た目は少し縦長の円錐形で、明るい「橙赤色(オレンジがかった赤)」をしています。そして果肉は中心まで真っ白。カットしたり、かじったりすると、果皮の赤と果肉の白のコントラストがとてもきれいです。果肉はやや硬めで崩れにくく、サクッとした食感も楽しめます。
🍓粕谷園で「香りの体験」をしよう!
粕谷園では、この「かおり野」をはじめ、個性豊かないちごたちを大切に育てています。
- 埼玉県のプレミアム品種 「あまりん」
- 埼玉県の新品種 「べにたま」
- 香りが自慢の 「かおり野」
- NEW! 群馬県の新星 「ほしうらら」
- ビタミンCがたっぷり「おいCベリー」
濃厚な「あまりん」と、香り高い「かおり野」。それぞれの個性を食べ比べてみるのも、いちご狩りの醍醐味です。
「広くて快適な高設栽培」のハウスに入った瞬間、ふわりと甘い香りが漂ってきたら、それは「かおり野」からの招待状かもしれません。ぜひその上品な香りと甘さを体験しに来てくださいね!
皆様のご来園を、心よりお待ちしております。


